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オーナー理想の一台をつくる
CAMP TECHNICAR代表 古賀 通浩
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オーナー
古賀 通浩
株式会社キョーワ代表取締役、CAMP TECHNICAR代表。キャンピングカー歴10年以上。これまでのキャンピングカーライフを活かして、オーナーそれぞれの理想を一台をつくります。
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キャンピングカー
TOYOTA HIACE
トヨタ・ハイエースをベースにした、キャンピグカー広島の「PRECIOUS β」。2010年4月に購入。 総走行距離は約5,800km。古賀家親子3世代で使用してきた、思い出の一台。
父のキャンピングカーで、
父をキャンプに連れていきたい
私たち家族にとって、父が購入したキャンピングカーは思い出の一台となりました。キャンプや、遠出するときにはいつもこのキャンピングカーで出かけていました。父は母を連れて北海道から九州まで下ってきたり、子供たちと一緒に親子三世代で旅行をしたり、全国いろんな場所に私たちを連れて行ってくれました。
しかし、その父が2年ほど前に脳梗塞になり、体が以前のように動かすことができなくなってしまいました。次は私が父をこの思い出のキャンピングカーでキャンプヘ、旅行へ連れて行く番です。
私たち家族が大切にしてきた思い出の一台、このキャンピングカーを通じて、父と一緒に新たな思い出を作りたいと思うようになりました。
体が不自由でも快適な
キャンピングカーへ
体が動かしにくい父でも快適なキャンピグカーになるようにカスタムを検討しています。
この車は少し車高があるので、父にとっては乗り降りがしにくいようです。なので、入り口にある水回りをコンパクトにして、手すりをつけて楽に乗降できるよにしたいと思っています。
キャンピングカーの車内で快適に過ごすためには、サブバッテリーが重要です。父とともに高齢になってきた母も快適に過ごせるよう、エアコンの設置を検討しています。ただ、現在のバッテリー容量ではエアコンを使用するには不十分です。そのため、エアコンを好きな時間に好きなだけ使えるよう、容量の大きいバッテリーに変更したいと考えています。
ただ、バッテリーの容量が大きくなると充電に時間がかかり、キャンピングカーオーナーは充電のタイミングと時間を常に気にしなければなりません。しかし、CAMP TECHNICARでは、短時間で大容量の充電ができるバッテリーシステムの開発に取り組んでいます。これにより、バッテリー容量の大きさによる制限を受けずに、快適に過ごせるキャンピグカーライフを提供できるようになると期待しています。
オーナーそれぞれの理想を
一緒につくりたい
年月が経ち、キャンピングカーオーナーが直面する様々な環境の変化によって、キャンピングカーの使い方も変化していきます。ペットを飼い始めたり、子供が巣立ったり、孫が生まれたり。私の場合は、父の病気がきっかけでキャンピングカーのカスタムを検討することになりました。
その時々、オーナーそれぞれにとって理想のキャンピングカーは異なります。オーナーにとって長年乗ってきたキャンピングカーは、まさに人生の大切なパートナーです。私たちはオーナーの想いに耳を傾け、オーナーの思いが詰まった一台にいつまでも乗れるように、理想の一台をつくるサポートをしていきたいと思っています。